2024年には、自分のビジネスを挽回したいとお考えの方へ
いつの時代も芸術家は、食べていくのが大変な職種と言われますよね。
コロナで翻弄され、リサイタルやコンサートなどのイベント開催が出来ず、お教室内でレッスンもままならない辛い時期を過ごしたアーティストや先生には、是非読んで頂きたいです。
(注)コロナ渦でも収益が上がり続けた個人や企業は読む必要はありません
まず、コロナで思うような活動ができなかった人の共通点があります。
分析してみると...「〇〇だから仕方がない」という理由を自分に言い聞かせていること。
何かが起こるたびに、〇〇だから...と言ってもはじまらないし、今、自分にできることは何か?と考えて、いち早く行動に移すことが肝心。
お教室での対面レッスンが難しいからダメでした、ということは何の対策も打たなかったということ。
異業種の取り組みから学ぶ
コロナ渦で、一番のダメージを受けていたのは、飲食店業界でしたよね。
「リアル店舗での営業なので、対面接客は難しかった」と言ってしまったら、その時点で経営が行き詰まってしまいます。お客様同士の距離が近く、店内での営業が難しい小さなお店は、お持ち帰りメニューを考えたり、持ち帰り専用の器を準備したり、普段提供しているメニューを家で楽しめるように、店ではなく➡家で、食べられるように安心安全対策を行った個人店や企業は生き残りました。
芸術業界も、本来は対面での指導やリアルな体験があってこそ楽しみを得られるものですよね。でも、コロナの影響で多くの人の意識が変わりました。リアルじゃなくても、違うやり方、見せ方など、これまでの取り組みを大幅に見直すことができました。これは、古い習慣や当たり前とされてきたことを変化させないと、活動そのものができなくなることに気付くチャンスでもありました。
リアルがダメなら、どうする...出来ないことを可能にする手段として、オンラインでのレッスンやセミナー、コンサートに切り替えた先生や演奏家は、インターネットの特性上、拡散効果が高いため、これまで以上に新たな生徒やお客様へアプローチすることができました。
どんな逆風の中でも、生き残っていくための方法は必ずあります。
デジタル化を導入して、ビジネスの効率化を図って、コロナ中に大成功した個人や企業がいくつか思い当たると思います。その個人や企業は何をやっていたのか?を調べてみるだけでもヒントになることが沢山ネット上には転がっています。
たった一つの集客ツールからはじめよう!
芸術の仕事で生きている人の弱みは、アナログな仕事をデジタルを力を借りて、本来あなたがするべき仕事に集中するという、効率的な働き方への移行がなかなかできないこと。
単純に、デジタル化する、と言っても細かいことを言えばたくさんありますが、パソコンやスマホを日常的に扱うこと、SNSでの情報発信など、若い人にとっては何でもないことがハードルになっている人も多いはず。
基本的なIT技術に不安があるため、ウェブサイトも持っていない、SNSも積極的にはやっていない、たまにプライベートを発信するくらいでほとんど運営されていない...こんな状況では、世の中の人には知られておらず、存在自体が危ういので生徒やファンが増えることはまずない、と思った方がいいです。ここまで読んで危機的状況にあることを自覚したあなたは、そろそろ重い腰を上げないとどうにもならないかもしれない、これから食べていくために、一つでも新しいことを学んで行動しないとまずい...と心の中で思ったかもしれません。
では、億劫で面倒な?デジタル導入に思い切ってチャレンジしようとちょっとでも気持ちが動いたなら、まずはじめに、やって欲しいことがあります。
毎日続けるだけ!このシンプルな法則が最もパワフルな集客の最初のステップ
SNSのどれか一つだけいいですから、毎日、情報を発信すること。
SNSのどれが一番とは言えないし相性もあります。好き嫌いもあるため、あなにとって一番ストレスが少ないものを選んでください。毎日の情報発信が辛いな...出来る気がしないのです...時間がもったいない...という声もよく聞きます。でも、毎日発信している個人や企業は、存在を知られ、売り上げにも繋がり、地道な情報発信が経営を支えている現実をたくさん見てきました。
ただ毎日続けることが、芸術家の多くの人にはできないことを、あなたがやり続けるだけで
注目度が上がります。すぐには反応がないかもしれませんが、確実に未来の顧客にリーチできます。生徒が集まらないとか、コンサートの集客に困っているというのなら、毎日情報発信をする習慣をつけることからはじめよう。
2024年を迎えるにあたって、今まで着手できていなかった皆さんへの背中を押すきっかけになれば嬉しいです。
Comments