お城からの手紙 No.24
ようこそ!荒川まきの「音楽+something」の世界へご案内します!
音楽=芸術

皆さま、3月に入り、春の息吹が感じられるようになってきましたね。
海外広報の荒川まきです。
一般社団法人ヨーロッパ芸術文化振興協会から大切なお知らせがあります。
当協会は、今季12年目をもちまして予定通り、解散の手続きとなり、
すべての活動を終了することとなりました。
それに伴い、株式会社への移行を予定しておりましたが、
代表の林美希が療養に入りますため、
こちらの計画は白紙となりましたことをお伝えいたします。
本日は、
お城からの手紙【公式メールマガジンNO.24】を
お届けいたします。
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先日、「ひきこもりUX会議」の代表理事である林恭子さんの講演を聞く機会があり、そのお話の中で私の心に強く残ったのが、ご自身が20年間のひきこもり生活から抜け出すきっかけとなった、8人目の精神科医である泉谷閑示さんに関する内容でした。
その泉谷さんの書いた書籍『仕事なんか生きがいにするな』の中に「美の先には真理がある」という芸術に関する章がありました。芸術家とは、表現行為の本質を理解するまでに十分に主体が育っていて、その先の真理を経験している人をいい、普遍的な「真実」に至る段階について道元禅師は以下のように説明しています。 『仏道をならふといふは、自己をならふ也。自己をならふというは、自己をわするゝなり。自己をわするゝといふは、万法に証せらるゝなり。自己の身心および他己の身心をして脱落せしむるなり。悟迹の休歇なるあり、休歇なる悟迹を長々出ならしむ。(『正法眼蔵』道元著)
これは、「仏道の修行とは、自分自身を知ることである。自分自身を知るというのは、自分を忘れることである。自分を忘れるというのは、万物の法則に従うことである。万物の法則に従うというのは、自己意識や自他の区別を捨てることである。そして悟りを得た痕跡などどこにも残さずに、その在り方を永続的に続けることである」という意味です』
泉谷さんは他の著書『本物の思考力を磨くための音楽学 本質を見抜く力は感動から生まれる』で、「自我のない超越的で深みある表現は、故障や精神的苦痛によるブランクがある」と述べ、「絶頂期に慢性疲労症候群で2年間療養したキース・ジャレットが、支えてくれた夫人に感謝を込めて宅録し、プレゼントしたCD「The melody at night with you」のシンプルで温かい表現への変化」について語っています。
長らく芸術家の方々を支援してきた林さん自身が、本物の芸術家であられると私は感じています。今年は静養と人生設計(ブランディング+戦略)に充てられるということで、また新たな林さんのご活躍も楽しみにしております。 |
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キース・ジャレット
【The Melody At Night, With You】